DRY
JET
MIXING
METHOD.

粉体改良材による地盤改良工法
粉 体 噴 射
攪 拌 工 法
C O N T E N T S
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粉体噴射攪拌工法とは?
DJM工法の特徴
DJM工法
施工手順
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粉体噴射攪拌工法とは?
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DJM工法は軟弱地盤中に粉粒体の改良材を供給し、強制的に原位置土と攪拌混合することにより土と改良材を科学的に反応させて、土質性状を安定なものにするとともに強度を高める工法です。改良材は空気流により搬送され、攪拌翼の付け根部から翼の回転によって生じる空隙部に吐出されます。吐出された改良材は攪拌翼の回転に伴って回転軌跡の全面に、均等散布され、さらに原位置土と攪拌混合されます。改良材と分離した空気は攪拌軸に沿って軸と土の間隙から地表に放出されます。

この工法は建設省総合技術開発プロジェクトの「新地盤改良技術の開発」研究のひとつとして、建設省土木研究所施工研究室と(社)日本建設機械化協会建設機械化研究所が中心となって開発が進められ、2件の基本特許(実用新案No.1454503、特許No.1180747)と、多くの周辺特許により、権利が構成されています。昭和60年7月に科学技術の発展に貢献した業績が認められ、第10回井上春成賞を受賞しています。

DJM工法の特徴
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経済的な地盤改良ができる
土質性状と必要強度に応じて、改良材の種類と混合比を自由に選ぶことができます。
さらに粉粒体と土を攪拌混合するのでスラリーに比べ混合比が少なく、経済的です。
どんな改良材でもO.K.
粉体材料の生石灰、セメントはもちろんのこと、最大径が5mm以下の粉粒体であればスラグ、排煙脱硫石膏など、広範囲に使用できます。
攪拌効率がよく、品質のばらつきが少ない
改良材を面的に散布し、続いて回転翼により攪拌するため、改良材の分布のばらつきが少なく、広範囲の改良強度を任意に選定することができます。
確実な施工管理
施工深度、攪拌回転数、貫入・引抜き速度、改良材供給量などの自動記録が可能であるとともに、これらのコントロールが容易です。
現場がきれいに保てる
水を使用しないので現場が汚れないばかりでなく、改良地盤の盛り上がりがほとんどないため、排泥処理の必要がありません。
安全・無公害工法
改良材の搬入から施工中の噴射にいたるまで、クローズなシステムを採用しているため、粉塵の発生がありません。
また、騒音、振動の少ない静かで安全な工法です。
優れた施工性
本体は自走式なので移動、位置決めが容易です。
また自動化された改良材供給装置などにより、省力で効率のよい施工が可能です。
DJM工法
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DJM工法は、改良後の強度が幅広く選定できるため、すべり防止から構造物の基礎を目的としたものまで、多方面にわたる用途があります。
その中でも、今回は盛土等のすべり破壊防止、沈下低減の方法でやっております。

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施工手順
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1.位置決め   2.貫入   3.貫入完了   4.引抜
 (改良材噴射)
  5.引抜完了
       
[土質及び地盤状況によっては、貫入時に改良材噴射を行うこともできます]
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